すっかり暖かくなりましたね。本格的に登山シーズンの到来です。
ということで、小川山にクライミング初めに行ってきました。
選んだルートは、全5ピッチの「南陵レモンルート」。
核心部は、第2ピッチのトラバースと第3ピッチのクラック。
よしっ、いくぞ!
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_021116622-771x1024.jpg)
出だしは、クラックを手がかりに左上していく。途中、ボルトが1箇所のみだが、カムの取れる場所は豊富。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/image_editor_output_image580964623-1713136667210-262x300.jpg)
フォローも軽快に上がってくる。このときまでは、、、
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_024721391-771x1024.jpg)
第2ピッチ出だし。このトラバースにドキドキしちゃう。写真だと伝わらないのが悔やまれるところ。ダイクはしっかりしている。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_025515846-1024x771.jpg)
数メートル進むと、しっかりしたアンダーが。第2ピッチ終了点までは、15メートルほど。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_040014998-771x1024.jpg)
第3ピッチののクラック。ハンドクラックとワイドクラッチの2つのパートに分かれていて、ちょうど中間地点にボルトが1つ。
下部のハンドクラックは、2番のカムがバチっと決まる。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_044253104-771x1024.jpg)
そして問題の上部に。ワイドクラックだが、フレア。奥に行くと、狭くなっており、いまいち体が入らない。
肩口くらいまでは中に入るが、手が決まるほどまでに体をクラックにいれると今度は身動きが取れない。クラック自体が右に傾斜していることも事態を複雑にしている。
どうにかこうにかで、登ったが、体の大きさでかなり難易度に差が出そうな感じ。クラックを登り込んでいる人には、問題ないのかな。
カムは5番、4番、3番を使用。上に行くほど狭まってくる。ボルトがあればよりアグレッシブに登れるが、フレアで、オフセットのカムは、正直信頼性ゼロ。どうしても慎重にならざるを得ない。
このドキドキやジレンマもナチュラルプロテクションの醍醐味か。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_050547272-771x1024.jpg)
第3ピッチの距離的には上5m、下5メートルほど。集中していたので気付かなかったが、隣のセレクションにクライマーを見つける。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_062122445-771x1024.jpg)
第4ピッチは、歩き。コンテで進む。
第5ピッチ出だしで、痛恨の写真撮り忘れ。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_062440958-1024x771.jpg)
上まで登りきるとこの景色だが、ラベルポイントも何も無い。一段下まで回り込んで降りるが、こういうのはあまり好きではない。頂上手前のラベルポイントで終わらせるほうが安全。
![](http://www.hoshi-manten.com/wp-content/uploads/2024/04/PXL_20240413_071020598-1024x771.jpg)
ラベリングは、40メートル、50メートルの2回で、第1ピッチ取り付きの10メートルほど上に着地。
いいクライミングルート。