タグアーカイブ: 山道具

例年より温かい冬となり、アイスクライミングに行けるか心配していたのに、少し寒くなると、朝起きるのが辛くなるとついついこぼしてしまいます。 なんて自分勝手な人間なのでしょう(私) 今季4度目となるアイスクライミングに行ってきました。場所は、春日渓谷。しっかりと凍った、高さ25メートルの滝は、登りごたえ…

続きを読む

冬の登山道具の手入れ紹介です。 登山頻度にもよりますが、物によっては磨耗、緩み、破れ、汚れ、欠損などしているものがありますので、シーズン終わりには、丁寧に観察し、補修が必要なものについてはしっかりと手入れしましょう。 やや大げさな表現ではありますが、登山道具・装備は、“命を預ける道具”ですので、状態…

続きを読む

アイスアックスのメンテナンスのご依頼です。 岩を強く叩いてしまったとのこと。今シーズンはもうアイスに行かないので、メンテナンスという事でお預かりしました。 先端が潰れて、フクロウの嘴のようになっています。もう片方は、若干潰れている感じ。 今後の使用目的としては、『アイス専用』とのことでした。 何度か…

続きを読む

アイスクライミングにおいて、知っておきたい技術の一つに『アバラコフ』又は『V字スレッド』があります。 氷に懸垂用の支点を設けるもので、アイススクリューを左右から斜めに打ち込んで、氷の内側で連結することでV型の空洞を作るものです。 その空洞に、ロープだったりスリングだったりを通して懸垂下降の支点として…

続きを読む

ぺツルのアイススクリュー、レーザースピードライトが、新型になりました。 アイスクライミング界隈では、最も大きいシェアを獲得しているアイススクリューで、オレンジ色の軸は、アイスクライミングをしている方は誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? 発売当初は、皆スクリューの軽さに歓喜し、我先に…

続きを読む

アイスアックスで岩を叩いてしまったお客様からのピック研ぎのご依頼です。 かなり使い込んだのか、ボロボロです。 先っちょの潰れ具合も甚だしいです。 ここまで潰れていると、先端を磨り上げていかないといけません。用途を聞くと、アルパインで使用したいとのこと。 用途に合わせて、ピックの調整を行います。全体的…

続きを読む

ニーモ社製のエアーマット(同社表記では、スリーピングパッド)のエア漏れが発生した件については、先日記事にした通りです。 その後、このエア漏れが経年劣化又は内部残留水分による素材の劣化によるものなのかを検証するべく、テストを行なっていました。 検証方法は以下のとおり、 過剰圧力とならないよう、夜に膨ら…

続きを読む

雨が続きますね。 冬に穴を開けてしまったウェアが修理から帰ってきました。 今年2月の阿弥陀岳北西稜の際に、アイゼンを引っ掛けてしまいパンツに穴を開けてしまいました。 アイゼンやピッケル、スノーソーなど、冬季登山の装備は鋭利なものも多く、不意な動きにハードシェルを傷つけてしまうこともあるかと思います。…

続きを読む

先日のジェットボイル比較の閲覧数が多めなので、バーナー紹介をしたいと思います。 といっても、私はジェットボイルを好んで使っているので、ジェットボイル とSOTOの『ストームブレーカー (storm breaker)』の2つしか持っていません。 まずはストームブレーカー の全体像を。 「えっ?なんか多…

続きを読む

こんにちは‼️ 今回は、GRAYLの簡易浄水器『Geopress Purifier』のご紹介です。 まずは、現物を。 これを分解すると、 こうなります。外側と内側の筒の2重構造になっています。オレンジ色の部品が、カートリッジ式浄水フィルターで、交換可能です。交換の目安としては、350回(250L)若…

続きを読む

10/18